前回、自分のカトラリー史を振り返ってみました。
その中で記憶に残っている、カトラリーに関する言葉を振り返ってみます。
※一部(けっこう?)個人的な受け取り方による感想が含まれています。
「おいしいものを食べるんだから・・・」
これはインペリアル等のカトラリーブランドを持つ株式会社アヅマの社長の言葉です。
おいしいものを食べる時は、いい道具で食べてほしい、という思いや、
いいカトラリーは「おいしく食べる為の環境」を作ってくれるという事を表しています。
「記憶に残らないカトラリーこそ最高のカトラリー」
これはラッキーウッドの小林社長の言葉です。
主役は料理でカトラリーは脇役と捉えて「料理がおいしい」と感じられたらそれが一番という事です。
この明確な目標から逆算して「滑らかな口当たり」や「持ちやすいバランスと重量」といった具体的な機能性が導き出されて物作りをしている事がわかる名言でした。
「お買い場」
昔お世話になった社長から聞いた言葉です。
通常のお店では、物を売っている場所を「売り場」と呼びますが、伊勢丹は、お客様目線なので「お買い場」と呼んでいるそうです。
その目線が商品の見せ方に現れています。
お皿やカトラリーがセッティングされた見せ方が多くイメージしやすいです。
もし足を伸ばせるのなら、カトラリーを実際に見るのは「新宿伊勢丹」一択です。
また思い出したら追加していこうと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。