僕は出張があると必ず百貨店巡りをするのですが、全国の百貨店で最も見かけるカトラリーが「インペリアル」です。
そんなインペリアルの特徴と、僕が感じているインペリアルの印象を紹介します。
材質の違い
ステンレスが鉄+クロム+ニッケルの合金である事はこのブログで何度もお話しさせて頂きました。
クロム18%+ニッケル8%(その他の74%が鉄)のステンレス素材がブランドカトラリーの(およそ)最低基準で、ニッケルを8%以上にする事で更に金気を無くした高品質なシリーズが存在します。
その代表格がインペリアルです(あくまで私個人のイメージ)。
クロム18%+ニッケル18%(その他の64%が鉄)のステンレス素材は「ダブルエイティーン(18-18)」と名称が付けられています。
ニッケルを18%にする事で金気・金属臭を感じさせない食器として最適かつ最高の素材と言われています。
食事の味を邪魔しない(=おいしく食べられる)ステンレス素材がインペリアルの特徴の1つです。
見た目の違い
ダブルエイティーンのステンレスは明るい輝きをしています。
僕はいろんなカトラリーを撮影しているのでよくわかりますが、光をよく反射する、白く明るい輝きです。
食卓に並べられた時、白く明るい輝きは、食卓の雰囲気まで明るく、料理の見た目も引き立てます。
見た目にもおいしいカトラリーシリーズです。
ユーザビリティの違い
持った時の感想は「何も思わない」です。
これは悪口ではなく、最高の褒め言葉です。
道具である以上、使いやすいことが最重要。違和感があってはいけません。
インペリアルはデザイン、重さ、持ち手の太さ等、非常にバランスが良く使いやすいカトラリーです。
(メーカーの説明には「形状から重さ、仕上げまで、食べることに極限までこだわり、カトラリーの中でも最高のユーザビリティを実現しました。」とあります。)
ちなみにナイフのハンドルは中が空洞(最中柄と呼ばれる)になっており、握りやすい太さと使いやすい重さを両立しています。
デザイン
インペリアルが発売されたのは何年前でしょうか。
はっきりしたことはわかりませんでしたが、相当歴史のあるブランドだと思います。
ですのでデザインについて言えば「先鋭的・独創的」ではなく「王道であり、定番」です。
傾向としてはカトラリー診断をしていて、インペリアルを気に入る方はある程度以上の年齢の方が多いです。
余談ですが、昔「子供のひとり暮らしに持たせたい」と言って、自宅でも使っているインペリアルを求めにきた方がいました。
この微笑ましい話はずっと覚えていて、親御さんの愛情を受けてお子様は幸せだろうなと思いました。
インペリアルの選び方
インペリアルは商品数がとても多いです。
ですので、目的別の選び方を簡単ではありますが、紹介します。
初めてのインペリアル
まだ持ったことがない方に初めてのインペリアルでオススメなのは、、、
1.ディナー3本セット(食事用のスプーン・フォーク・ナイフの3本セット)
2.ティースプーン(コーヒーにも、アイスクリームにも、多目的に使えます)
3.ディナー3本セットからナイフを除いた2本(ナイフはあまり使わない方はコストを抑えられます)
※インペリアルには食事用サイズとして「ディナー」サイズと「テーブル」サイズの2種類があります。
「ディナー」サイズは日本人の手になじむサイズです。「テーブル」サイズは一回り大きいです。
当店では「ディナー」サイズをオススメしています。
ご夫婦で
1.ペアディナーセット(食事用スプーン・フォーク・ナイフ、ティースプーン、ケーキフォークが2本ずつ)
2.コーヒータイムセット(コーヒースプーン5本+バターナイフで来客時等に活躍します)
新婚さん、新築祝いのギフトにも良いと思いますよ。
コーヒータイムセット
ご家庭で
1.ディナーセット20PC/25PC/30PC
それぞれ5人用のセットです。
内容は食事用スプーン・フォーク・ナイフ&ティースプーンが5本ずつの20PC、ケーキフォークを加えた25PC、更にブイヨンスプーンを加えた30PCがあります。
20PCセット
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インペリアル商品一覧