僕が一番使っているカトラリーです。
スプーンの"つば"が秀逸
ヴェルーテの一番の特徴はスプーンの"つば"です。
帽子のつばのようにスプーンの先端に水平なフチが付いています。
この"つば"のおかげでスプーンの抜けが良くなります。
通常のスプーンの場合、抜くときに舌がスプーンの端（＝終わり）を感じとります。
これが普通です。
ヴェルーテの場合、端から滑らかに続くフチのおかげでスルッと抜ける為、終わりに気付かなく（気づきにくく）なります。
これによって何が起こるかと言うと「食べ物に集中して味わえる」です。
頭で考える（頭に浮かぶ）ことが1つ減るので当然といえば当然です。
シルエットも美しい
細身のシルエット、くびれも美しいです。
細い分持ちにくいかと言うとそういう風には感じたことはないです。
断面は丸を平らなにした形状、エッジ（角）がないので持つ支点に圧が掛かることもありません。
スプーンの先端でちょっとした食材をカットしようとしてギュッと握りしめても痛くないです。
ただ、ナイフだけは最中柄（中が空洞）ではない上に、少し太く作られている為に重く感じます。
少し太いと言っても欲を言えばもっと太い方が持ちやすい。でもそうするともっと重くなる。
そうなると最中柄が最適となるのでしょうが、最中柄にするとコストが上がります。
メーカーとしての最適解として今の共柄の形になったのでしょう。
（まぁ、ナイフは出番が少ないと言えば少ないです。正直。）
サイズ
デザートスプーン 19.5cm
デザートフォーク 19.8cm
デザートナイフ 22.5cm（鋸刃有りと無しの2タイプあり）
テーブルスプーン：21.5cm
テーブルフォーク：21.9cm
テーブルナイフ（鋸刃）：25.0cm
ステンレスは18-10ステンレスです。
僕は手が大きい方ですが、デザートサイズを使っています。
日本人の手にはデザートサイズが合うと思います。
