シンプルで伝統的なシルエットに、ワンポイントをあしらったティアラ。
多くの人にとってお馴染みなデザインと言えるオーソドックスなカトラリーについて掘り下げてみます。
見た目通りの持ちやすさ
初めて持った時から違和感がなく、使いやすいと感じました。
「(見て)思った通りに扱えること」は道具として一番大事な事だと思うのですが、それが実現されていて、安心感があります。
ティアラは1992年発売で、1994年に発売されたフレンチアクセントとカンバーランドが同じシルエットなので、バランスはこの時点で完成された事が伺えます。
参考までに、ティアラ・フレンチアクセント・カンバーランドのデザインの差は↓の通りです。
妥協のない品質
材質は18-10ステンレス。
18-8ステンレスに比べて耐食性が高くなります(サビに強い)。
また、横から見たシルエットの湾曲がそれなりに大きいです。
これは予測ですが、湾曲が大きいほど型押しの回数(または圧の強さ)が増えると思われます。
(平坦なら一度の型押しで済むところを、湾曲の分だけ力が必要)
以上の事からティアラは、使いやすさと持ちやすさを実現する為に手間とコストを掛けて製造された、妥協のない品質だと思いました。
ナイフの鋸歯
ナイフの最中柄
ハンドルブラストとの違いは
ティアラにはミラー仕上げと、ハンドルがブラスト(つや消し)仕上げの2タイプがあります。
ミラー仕上げは全面が鏡のようにまわりの景色が映り込みます。
ハンドルブラストはハンドル部のみ映り込みがありません。
違いを比較しました。
※ティアラブラストが手元にない為、同じハンドルブラストのサンモリッツシリーズとの比較になります。ご了承ください。
以上です。
カトラリー専門店zen-tableでは6月末よりティアラの販売を開始する予定です^^