今日はカトラリーではなく「箸」のお話を。
とはいえ「箸」も食事を食べる道具という事では「カトラリー」と用途は一緒です。
新米の季節
僕が住んでいる田舎は田んぼが多い地方です。
10月、新米の季節になりました。
今年はちょっと縁があって、知り合いの農家さんの稲刈りイベントに参加させてもらいました。
そしてその新米を頂いたので、友人との集まりに新米を出すことに。
箸によって味が変わる?
この日はオードブルもとっていたので、みんな最初はオードブルに付いていた箸で食事をスタート。
オードブルのおかずを食べる分には箸によって味が変わる事は、ありません(感じません。)
むしろ摩擦力のある割り箸の方が食べやすく、良い位です。
ただ、新米が炊けて食べる時、僕は割り箸で新米を食べたくなかったので、みんなにも漆塗りの箸を出しました。
「新米の水分が割り箸もってかれて味が変わるから、こっちの箸で食べてほしい」と。
友人みんな半信半疑だったので「せっかくだから両方の箸で比べてみて」と言ってみました。
順番に食べ比べするみんな。
「あ、全然違う」
「こっち(漆塗り)はスルッと入ってくる」
「みずみずしい」
そんな声が上がりました。
割り箸だとどうしても引っかかる。
炊きたてご飯の艶やかさが感じられなくなる。
お米は味が薄い(という表現でいいかな?)ので割り箸のニオイ、味を感じてしまう。
僕自身、何年かぶりに割り箸でご飯を食べて、改めて実感しました。
おいしいものを食べるんだから・・・
今回の件で、改めて食器の大切さを広めていきたいと思いました。
「おいしいものを食べるんだから・・・」
株式会社アヅマさんのキャッチコピー、理念です。
ぜひみなさんも意識してください。
アンケートにご協力ください
つやつやの炊きたてご飯、塗箸で食べたいですか?割り箸でもいいですか?
— zen_table (@zen_table) October 29, 2019